1. ダイバー基本情報
- 性別: 男性
- 年齢: 62
- 過去の資格・経歴:
- 元NAUI アシスタントインストラクター(AI)
- 潜水理論、基本スキル、安全管理のベースあり
- ブランク: 約21年(2025年より段階的に再起動中)
2. 身体的特徴と陸上における安全管理(リスクと対策)
- 診断・障がい種別: 協調運動障害(体幹機能障害3級)
- 陸上での主要リスク:
- 歩行時、特に方向転換(転回)時にバランスを崩し、転倒する危険性がある。
- 砂地(ビーチ)では足元が液状化(沈み込み)し、自己保持が困難になる。
- 陸上での必須アシスト:
- 陸上移動、エントリー・エキジット時は、スタッフまたはバディによる身体の物理的保持(支え)が必須。
- 重器材を背負った状態での陸上歩行は極力避け、水面脱着やボート上での最短移動を推奨。
3. 実証ダイブに基づく水中適応(Accommodations)と課題
2025年南紀串本(ボート)、2026年10月須磨海岸(ビーチ)での検証に基づく現在のステータスとなる。
① フィンワーク・着脱について
- 現状: 水中での自力でのフィン着脱は不可。
- 適応: フィンの着脱は陸上またはボートデッキの安定した場所にて行うことが必須。
- 機材: 現在、GULL Mew、Super Mew、Cressi GARA TURBO FLEX、Cressi GARA TURBO BOOST の選定および陸上での着脱反復練習を課題としている。
② ウエイトシステムと水中バランス(最重要課題)
- 検証結果: 須磨でのビーチダイブ時、ウエイト(18kg: オーバーウエイト)をすべてBCDのウエイトポケットに集中させた結果、水中でのトリムバランスが崩壊し、ローリングが多発。
- 次回対策:
- 適合するウエイトベルトの再アセンブル、またはアンクルウエイト、ベスト等への重量分散配置の検証が必要。
- バランス崩壊時のリカバリー(中性浮力の再獲得)を限定水域(あるいは プール)でリフレッシュすべき。
③ 認知負荷とタスクマネジメント
- リスク: ブランクと身体的制約が重なるため、水中でのトラブルや複数タスクが重なると認知狭窄(視野狭窄・判断力低下)に陥るリスクを本人が客観的に認識している。
- 適応: 講習・バディダイブ時はタスクを極限まで減らし、シンプルな環境設定からステップアップを行う。
4. 希望するトレーニング・サポート内容
- 限定水域(またはプール)でのウエイト適正配置のシミュレーション
- BCD、ベルト、足首への分散比率の割り出しと、トリムバランスの確認。
- 陸上・プールサイドでの機材(特にMewフィン)着脱の動線確認
- 21年のブランクを埋めるための、段階的な浮力コントロールの再獲得
5. 付記
※ これまでの詳細な検証データ、ログ、および須磨でのビーチダイブの克明な分析レポートは、以下のURL(GitHub)にすべて一般公開してあります。事前にご一読いただけますと幸いです。
- ログブック:2026/10/08 (Thu) 兵庫県神戸市須磨区 須磨浦海岸
- ボートダイブ検証:協調運動障害とスクーバダイビング 〜ボートダイビング実施のケーススタディ〜
- ビーチダイブ検証:協調運動障害とスクーバダイビング 〜2026 年 10 月 8 日須磨浦海岸 ビーチダイビング編〜