12:50
| EAN : | % |
| PO2 : | |
| MOD : | |
| ERD : |
E
13:32
PD -12m
PD+ -15m
(a)MDT 130
(a)MDT 75
D 42
| STOP | |
| RNT | 00 |
| ADT | 42 |
| TNT | 42 |
| Name | Age | Gender | Bar. | Note | |
|---|---|---|---|---|---|
| Start | End | ||||
| 小野寺くん (仮名) | |||||
Notes:
ぼくのバディの小野寺くん (仮名) とスケジュールが合って、再び白浜に。寒くなり始めから白浜とかマゾかなにかなんだろうか、と一瞬思ったけど、12 月に日本海側はないなと思って、南紀を選ぶ方がまともだと思い直す。
よくよく考えたらぼくも彼も 5mm の上下なんだけど、ぼくは裏スキンのビーバーテール付き、彼はビーバーテールこそないけれどやはり裏スキン。なので 12 月始めの白浜くらいの水温なら、ぼくらにはなんでもなかったりする。
そんなわけで、彼とまたバディ・ダイビング。今回はなぜか CMAS コースディレクターの高嶋さん (仮名) には同行していただいていない。なぜかは覚えてないのだけれど、スケジュールがあわなかったのかな?
ただ高嶋さんに同行をお願いするとボートになっていたと思うので、高嶋さんが一緒だと梶原島に小野寺くんと一緒することはできなかったと思う。
1987 年 9 月 27 日のログにも書いたけれど、梶原島のエントリーポイントは道路から坂道を下ったところにある。このとき小野寺くんが運転をしていたのだけれど、車を止めて二人が機材のセッティングをしていると、なんだか車がゆるゆると動き始めている。
なんだってーっ!?坂道と言うか道じゃないところを下っていこうとする無人の車を二人で必死で止める。窓から車内をよく見るとサイドブレーキを引いてない!!おぃぃぃぃぃぃっ!!小野寺くぅぅぅぅぅんっ!!仕事が忙しすぎて疲れてんのかーっ!?
とりあえず小野寺くんが車に乗ってサイドブレーキを引いて一見落着。一見落着じゃねーっ!!
ともかく車を止めて、機材を背負って坂道をえっちらほっちら降りていく。なんかこの頃のダイバーってやたらと坂道を降りたり登ったりしてたな。
にしても人が少ない。いや、ぼくら以外にダイバーがいない。いつもダイバーが一杯な梶原島の土曜日なのになんでだろう?と思うのだけれど理由は一度タンクを交換するために、いつものペンションに戻ったときにわかる。
エントリーしてからはいつも通りのコースをたどる。梶原島脇の水路を通って、沖側の水路に入り込み、突き当りまで水路をたどる。たどるんだけども、なぜか今日はあるはずの突き当りに突き当たらない。沖側の水路は 1 本しかないので間違うはずがない。うーんそろそろ引き返さないとという残圧になったタイミングで、結局今どこなの?と思って二人で浮上してみた。
太平洋側からの梶原島を見上げる。この角度から梶原島を見れるのはダイバーの特権とも言える。理由はわからないけれど、あるはずの突き当りがないものはないので、再潜降して戻り始める。
クロホシイシモチの群れなどその他白浜でよく見る子たちは普通にいるので、そんな子たちを見ながらのダイビングになった。クロホシイシモチの何匹かが、口の中に抱卵していた。つまりその子たちはオス、つまりお父さんってことになる。そんなことを話しながら車でペンションに戻る。
ペンションに戻ったらペンションを管理しているおばちゃんに「え?梶原島で潜ったの?あそこ、もう潜ったらあかんねんで」と教えてもらう。え?そうなの?とぼく。理由は教えてもらってないけど、もう梶原島は潜れないらしい。何があったんだろうか。