このガイドの目的は、「軽いトラブルで溺れない」ことです。
スノーケリングは、特別な資格がなくても海の中の世界を気軽に楽しめるアクティビティです。
一方で、海は自然環境であり、条件によっては危険を伴います。実際に、スノーケリング中の事故は毎年発生しています。
このガイドでは、はじめての方が無理なく・安全に楽しむために必要な基本をまとめています。
スノーケリングは、マスク・スノーケル・フィンを使い、水面に浮かびながら水中を観察する活動です。
重要なのは、呼吸をスノーケルという器具に頼る非日常の状態であるという点です。
スノーケルに水が入ると驚いて呼吸が乱れ、パニックになることがあります。
波や流れで思った以上に体力を消耗し、動けなくなることがあります。
波・うねり・流れ・水温などにより、状況が急に厳しくなることがあります。
無理をする、戻るのが遅れる、単独行動などが事故につながります。
水中を見るための装備。顔にしっかり合うものを選びましょう。
呼吸用の管。水が入ることを前提に、正しく排出できることが重要です。
少ない力で進むための足ヒレ。サイズ違いは疲労の原因です。
保温・浮力確保・ケガ防止に。初心者でなくても必須級の安全装備です。
浮力の確保に。全てのスノーケラーに強く推奨される安全装備です。特に初心者は必ず使用してください。
船舶との接触事故防止の目印・浮力の確保に。可能であれば用意してください。安全を高めます。
● 呼吸: ゆっくり、落ち着いて。水が入っても吐き出せば大丈夫です。
● 姿勢: うつ伏せでリラックス。顔を無理に上げないのがコツです。
● フィンワーク: 足首を伸ばし、膝が少し曲がる程度に伸ばしてゆっくりと。急いでフィンキックしないのがコツです。
👉 慌ててマスクを外さないこと
👉 水が入るのは普通のこと
👉 無理に動くと悪化します
安全に立ち上がることは、事故防止に直結します。
👉 そのままパニックや溺水につながることがあります
うつ伏せの状態がスタートになります。
グリンと回転して上向きになります。
腰を曲げて後ろに引いていって椅子に腰掛けるようなスタイルに。
そのまま両足を下ろして立った姿勢に。
足をかかとから下ろせば、安定して立てます。
フィンはとても大きく前向きには歩きにくい構造になっています。なのでフィンをはいているときは次のような歩き方をします。
後ろの足元に気をつけながら後ろ向きに歩く(転倒に注意)
カニのように横向きに歩く(助け合うと転倒しにくくなります)
👉 浅場で立てないことが、そのまま溺水事故につながるケースがあります
👉 波があって波打ち際で不安定になるときにとても有効です。
👉 「余裕があるうちに戻る」が最も重要です
安全に楽しむためには、自分の状態を正しく把握することが重要です。一つでもOKでないなら即中止です。
👉 「できる範囲で楽しむ」ことが事故防止につながります。
一つでもOKでないなら即中止です。
👉 この段階で中止できる判断が重要です。
スノーケリングは、正しい知識と準備があれば安全に楽しめる活動です。
大切なのは:
自然の中で遊ぶ以上、「絶対に安全」はありません。その前提を理解したうえで、海を楽しんでください。