自分を見限って 26 年経っています。潜ることができなくなってからも 21 年経っています。自分ももうすっかり爺さんです。
相変わらず、こじらせています。こんな歳になっても、未練がガンガンに残っていることもわかってしまいました。
未練が残るから続けろ、燃え尽きて灰になるまで続けろ、灰になってどうしようもなくなるまで続けろ、灰になったらおれが串本の海に撒いてやる、自分はもう駄目だとか考えるな、お前はまだOKだ、ちゃんとルートに乗ってる、自分はだめだと感じてからがスタートだ、背中はいずれ見える、追いつける、追いついてもその背中が先にいっているのは当たり前だ、だからあきらめるな、お前もその背中に続け、見えてなくても続け、そう当時の自分に声をかけたいくらいです (←お前は羽生丈二か松岡修造か!!)。
こじらせているから、たまたま 5 月にこんな画像を生成できてしまって、思いつきでブリーフィングをさせ始めたら、いろいろ止まらなくなってしまいました。
5 月からほぼ毎日ダイビングのことしか考えられなくなっている自分がいました。
ネットでダイビングの話題を見て、そうだよなぁ、とか思ったり、単に水泳ができないという理由でリーダーシップを諦めようとしている人を見かけては、諦める必要ないよと声をかけずにはいられなかったり、それで最近のダイビングの事故の傾向を見て、いろいろ黙っていられなくなったり、基本に立ち返ろうと言ってしまったり、事故 (じゃなくて病気だと思うけど) で亡くなったショップを立ち上げたばかりの若いオーナーさんを知ると、まだこれからやん、と泣かずにはいられませんでした。
そんななか、23 年も音信不通という無礼を働いていた師匠に連絡するということまでしてしまった。
9 月に師匠に会ってきます。当時お世話になったお礼と、師匠の期待に応えられなかったお詫びと、23 年も音信不通だったことに対するお詫びをしてきます。
もしかすると 23 年ぶりに、串本の海に入ってくるかもしれません。こればっかりは年齢や体のこともあるので、どうなるかわかりませんけれど。
メンタル的に海に入れるのかというと、大丈夫かどうかはわかりません。でもダイビングの仕事をするというのが年齢的にあり得ない今、かえって潜れるかもと思っていたりします。わかりませんけど。