今日の日記の内容には医学的なエビデンスがまったく存在しない。いわば筆者の頭の中で作り上げられた作り話になる。なのでくれぐれも以下の話は著者の頭の中の空想だと思って読んで欲しい。以下の話に実在のエビデンスは混ざっているが、論旨全体にはエビデンスはまったくない。
そもそもなぜうつ病になるのかというメカニズムは近年の研究 (といっても 25 年ほどの間のことだが) により、その一部ではるが、ある程度明らかになっている。ざっくり概略を書くと下図のようになる。
ざっくり説明すると、脳が炎症を起こし、それによりセロトニンの働きが悪化したり、脳神経細胞の新生が阻害されたり脳の神経細胞のアポトーシスにより脳の萎縮が起き、うつ病に至る。
以降は素人による個別のエビデンスの個人的な文芸的総合解釈となる。筆者は研究者でも臨床家でもないので正しさは保証しないし保証できない。当然メタ・アナリシスやシステマティック・レビューなどによりエビデンスが確立しているわけでもない。単なる読み物以外の何物でもないので注意されたい。
図に炎症の原因がストレスとあるが、これはどうもいろんなエビデンスを読む限り心理的なストレスに限らないようである。他の病気によって起きる生理的なストレス反応や、物理的な外傷による生理的ストレス反応も含まれ、それにより血中のマクロファージだけでなくマクロファージの一種である脳内のミクログリア細胞が活性化し炎症性サイトカインを放出することにより最終的にうつ状態になるようである。
つまり病気になったときや怪我をしたときにうつ状態になることが数多く報告されているが、うつに至るメカニズムを勘案すると、炎症が体内で起きたらうつ状態になるのが人間として普通のメカニズムだと言えるのではないだろうか。
それで恐らく人間の進化の過程で、そのようなメカニズムが淘汰されずに残っているといるということは、炎症からうつ状態が発生するというのは、人間の生存に必要でその機能に意味があるとしか思えないのである。
専門家からお叱りを受けたり炎上するのを承知で言うが、炎症反応由来でうつ状態になるというのは、実は人間を休ませるためのメカニズムなのではないか。
うつの主要な症状と言うと、抑うつ、倦怠感、やる気の消失などがあるが、身体疾患や外傷など受傷したとき、元気で飛び回ることができると疾患や外傷がより悪化するのは明らかであり、それを防ぐために脳が休め休めと全身に、また脳自身にも命令を下しているのではないだろうか。
精神科領域のうつ病にしても、脳が炎症反応を起点としてうつ症状を悪化させているのは、怪我をしたときにおきる痛みというのが危険信号の役割を果たしているように、本来うつ症状が危険信号の役割を果たしているのではないだろうか。
以上エビデンスのかけらもない素人による文芸的な短い論考ではあるが、臨床家であり研究者でもある医師が「猿から見れば人間はみな統合失調症」と言うくらいなので、素人がこれくらいのことを言っても別に構わないのではないか?知らんけど。