11 月 12 日 ( 火 )
主治医からの宿題
昨日の診察で主治医から出た宿題。読みなさいとwww
先生、薬理作用の話は専門的すぎて素人には難しすぎます ><
それで、高負荷インターバルトレーニングがうつ病の改善に効果があるという論文が 11、12 あたりなので、読んどくように、という宿題が><
英語やん orz
そらたしかに nature の該当記事 (もちろん英語) を斜め読みしたら、ラットを使った研究論文やん!!って言いましたけど!!
で、昨日の診察では 42℃の風呂に 20 分浸かると、脳神経細胞の脳由来神経栄養因子 (BDFN) が増加するという論文があって……と、また追加の宿題が……
また、週に 4〜7 日のサウナはうつ病の改善に効果があるというフィンランドの研究者たちの論文があるので、読んでおくように、だそうですwww
以下、脳神経細胞の脳由来栄養因子 (BDNF) に関する補足。
脳神経細胞の脳由来栄養因子 (BDNF) の話のもともとの話をするとざっくりと以下のうような話。ちゃんとエビデンスがあって、すでにほぼ間違いがないってことになってる。
- 人間が継続的なストレスを受け続けると脳内で炎症反応が起きて、脳神経細胞の脳由来栄養因子 (BDNF) が枯渇する
- 脳由来神経栄養因子 (BDNF) が枯渇すると、脳の神経細胞が枯れたようにやせ細ってしまい、脳の体積が減少する
- 減少する部位によって、双極性障害の症状が出たり、統合失調症の症状が出る。その2つが混ざったような病態になるのが普通
- つまり双極性障害も、双極性障害に含まれる大うつ病も、統合失調症も生理学的には同じ現象と言える
- ある種の向精神薬が、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンを調整するだけでなく、神経細胞栄養因子 (BDNF) を活性化させ、脳内の炎症反応を抑える働きがある Ntf2 を活性化させることが知られている
- 高負荷インターバルトレーニングも脳内の炎症反応を抑え、神経細胞栄養因子 (BDFN) と Nrf2 の活性に寄与している、というのが前回の診察の話
- 42 ℃の風呂に 20 分浸かることで同じ効果が得られる、というデータも揃っちゃったのでこれも論文読め
- ただし風呂の抗炎症作用は持続性が見られない、というデータもでているので、抜本的な解決には至らないかも
- なので、薬物療法が要らなくなる、という未来はなさそう
- なおこの話は、アルツハイマー病にも当てはまる (アルツハイマー病も脳が萎縮する病気なので)
ってのが昨日までの 10 年以上に渡る先生の診察時授業の話でした (一部先生の講演の話も含む)。
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